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臨床心理士 岩下様
HYUGA BASEの利用
はじめに、HYUGABASEをどのように知りましたか。
まだHYUGA BASEがオープンする前に、偶然前を通りかかってシェアオフィスかなにかができるのかな、と気になっていました。以前からコワーキングスペースなどを探していたので、オープンしてからすぐに問い合わせしました。
なぜコワーキングスペースを探されていたのですか。
落ち着いて勉強ができる場所が欲しいと思い、丁度いい場所を探していました。家の中だとなかなか集中できず、別の部屋を借りることも考えましたがお金がかかるなと思って悩んでいました。そんな時に、HYUGABASEを見つけたので、ここだと思いました。
実際にHYUGA BASEを利用してみてどうですか。
一番はじめの利用者だということもあり、人も少なくて落ち着いて勉強することができました。広すぎない家のような空間で、落ち着いて利用できています。現在は利用者の方も増えてきましたが、皆さんマナーを守っているので気持ちよく利用できています。
集中する時間が確保できる安心感
自分の時間を確保するためのHYUGA BASE
HYUGA BASEをどのように活用しているか、教えていただけますか。
出勤前の早朝に来て、勉強や読書に利用しています。病院勤務なのですが、仕事柄専門書や論文を読む必要があるのですが、家だとなかなか集中できる時間を確保するのが難しかったので、HYUGA BASEを利用するようになってからは、ここに来ることで集中する時間を確保できるという安心感が大きいです。
臨床心理士とお伺いしましたが、なぜその仕事を選ばれたのですか。
元々は宮崎で特別支援学校の教員として働いていました。その中で、自分の子どもとの関わり方は本当にこれでいいのかと考えるようになり、感覚で教えるのではなく、その裏のある理論を学びたいと思い、関西の大学院に入学し、そこで臨床心理学を学びました。現在は、宮崎に帰り、臨床心理士として病院勤務をしています。
臨床心理士として働く中で、宮崎や日向の地域性を感じることはありますか
宮崎に限ったことではないと思いますが、臨床心理士という仕事がそもそもあまり知られていないと思っています。特に病院内で勤務していると、どうしても病気になった時に行く場所、というような印象が強くなるかと思いますが、むしろ病気になる前のメンタルケアの方が大切だと思います。なので、メンタルヘルスの大切さを地域の人に知ってもらうことが大切だと感じます。
地域の人と繋がる臨床心理士
心理士と地域で支え合う関係性を
確かに、精神科やカウンセリングと聞くとどうしても身構えてしまうような雰囲気があるように思いますね
それも心理士という仕事があまり知られていないからだと思いますね。私もまだ模索中ではありますが、心理士が地域の中でなにができるのかをもっと知っていただきたいと考えています。実際に、うつ病等で休職されている方のリワークプログラムを行っているのですが、働いている方や働きたいと思っている方のメンタルヘルスケアを行うことで、地域の就業率を上げることができるかもしれません。また、震災が起きた時などは、心理士が被災者のサポートにあたることで、被災者を支えて復興をサポートすることができます。心理士が地域と繋がることで、支え合える関係性が作れるのではないかと、考えています。
臨床心理士を知っていただくために、今考えられていることなどあれば教えてください
コロナの影響もあり、今は以前より心理士同士の繋がりが少なくなっていると感じています。なので、まずは臨床心理士の勉強会を開催するなど、心理士同士のコミュニティを広げたいと考えています。その上で、カルチャースクールなどで地域の人にも臨床心理士の仕事や役割を知ってもらう機会を作れればと思っています。
HYUGA BASEと心理士のコミュニティ
今後、HYUGA BASEをどのように利用したいと考えていますか
今まで通り、自分の勉強の場として利用したいと考えていますが、それに加えて先ほどお話したような臨床心理士の勉強会をHYUGA BASEをお借りして開催したいと考えています。心理士だけでなく、いろいろな人と交流を広げていきたいと考えています。
※編集者追記※
インタビュー後、岩下様が話されていた研修会が実際にHYUGA BASEで行われました。県内各地から11名もの方が参加され、盛会裏に終わったとお聞きしました。
また、当施設を気持ちよく利用できたとの感想を頂戴いたしました。ありがとうございます。
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